ありきたりなおたく

神谷浩史さんファンブログ

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KAmiYU in Wonderland 3

 

レポートというよりは感想です。

私は今回のイベントをポジティブに受け取っているので、
kiramuneのことを批判的にみている方は、
読んでいて不快に思うところがあるかもしれません。

 


***

2013/12/15
KAmiYU in Wonderland 3
東京国際フォーラム ホールA

行ってきました。
2年ぶりのイベント、すごく楽しみでした。本当に楽しかった。

前後の神谷さんのラジオ等での発言も含めて振りかえる形になってしまうのですが、
全体的にファンのことを考えてくれているのが感じられる素敵なイベントでした。

*

OPは神谷さんと自由くんが楽屋から写真撮影をするまでの移動の映像
これが実は逆再生になっていて、
神谷さんと自由くんはすべての動きを時間に逆行して行っている。
KAmiYU以外のエキストラさんたちは普通に動いているので、逆再生で流すと、
KAmiYUの2人が自分たち以外は逆再生の「不思議な世界」に迷い込んだかのように見えます。
OPがすごく良い映像で、これを昼公演で観たときには、
今回のイベントはアルバム「Road to Wonderland」を引っ提げていたこともあり、
きっとWonderlandに迷い込んだ設定でイベントが進むんだー!と胸が躍りました。
まあ、OP映像だけだったんですが(笑)

この映像、前回のイベントで逆再生コーナーが好評だったからやろう!と、
神谷さん発信で考えたそうで、
毎度毎度反省をしてそこから次へ、もっと新しいところへ、
というkiramuneの姿勢がよく表れているなあと感じました。
神谷さんのお客さんが喜んでくれることをしたい!っていう姿勢も。

*

最初のトークは、2年を振り返ってどうだとか、
携帯の機種の話とか、割と当たり障りない普通の会話。

昼の最初の企画は喧嘩をしながら自己紹介。
好きな食べ物牛タンとハンバーグ、好きなタイプは都合のいい女、
は、もはや定番ですね。
都合いい女になりたいっていう娘は世の中に一体何人いるんだろう…
私もなりたい…

夜の最初の企画はお互いになりきって自己紹介をするコーナーでした。
鼻ほじりながら「入野自由でーす」「きみかわいいね?メルアド教えて?」
っていう神谷さんひどかったなあ…(笑)
今の若い子はLINEやってる?IDおしえて?って言うんですよ!(笑)

*

KAmiYU in Wonderland 2の映像を見ながら間違い探しのコーナー
わかりやすい間違いから、左右反転・逆再生のような難しい間違いまで
計5つのいろいろな間違いがあったのですが、
見ていてうーんこれは…とちょっと微妙なものもあって、
このイベントでは唯一と言っていくらい、微妙だったコーナーでした。
ただ、映像で見ると2年前の神谷さんと自由くんがとても若くて、
時間の流れを感じました…
ここで映像を見ていたことが後のライブパートでいい感じに効いてきます。

ダンサーさんの間違い探しコーナー
お馴染みのキラキラ☆ダンサーズが4人順番に踊って、
一人だけ間違っているダンスをしている人を見つけるんですが、
これが難しくて(笑)
私はそこまでバックダンサーさんに興味がないのですが、
連番した友人たちはダンサーさんにお気に入りがいて、大喜びのコーナーでした。

*

旅行に行くミニコント(?)のコーナー
大きなグリーンバックの背景が舞台上に現れてみんな驚きました(笑)
その前にKAmiYUの2人が立つと、後ろのスクリーンには背景が変わって映る仕組み。
アルバムRoad to Wonderlandのコンセプトに合わせて、旅行に行くコントでした。
昼は神谷さんが自由くんを富士登山へ連れてゆき、
夜は自由くんが神谷さんをオーロラを見に連れてゆくという内容。

ハレゾラpartyのときにも感じたのですが、
神谷さんってこういうコントみたいなのお好きなんでしょうか?
吉本新喜劇とかお好きなんだろうなあ…
私は黒バスMX放送リアタイで見ると次に新喜劇やってるので、
そのまま見てしまうことが多いのですが、
神谷さんも見てたりするのかなあ…なんて思いました。

*

ライブパート前の演者お着替えタイムはOP映像のメイキングでした。
ほんとうにおもしろくて、はやくDVDで見たいです…

*

ライブパート全6曲、OP後の1曲とアンコール2曲を含めると、全9曲。
本当に沢山歌ってくれました。
時間の関係もあるし全部で6曲くらいだろうと思ってたんですが、
まさか、Road to Wonderlandの曲全部に加えてREASONの2曲もやってくれるとは。

夜公演はありがたいことに最前列で見られたのもあって、
ほんとうに堪能させていただきました。

まず驚いたのはほぼすべての曲に振りがついていたことです。
こんなに踊るなんて思ってなかった…
神谷さんはイベント中何度も「ダンスがしんどい」「リハの帰りは絶望的な気持ち」
とおっしゃってましたが、そりゃそうだよ…こんなに覚えるんだもん…

1曲目のREASONの時点でかなり踊っていてびっくりしたのですが、
何よりもやっぱりEXOTIC FEVERがすごくて。
CDで聴いてるときにはどんな振りになるのかまったく想像もできなくて、
やっぱり私の中でsting of loveを越える曲なんてない…とか言ってたんです。
いやー、すいませんでした(笑)
もうかっこよすぎて昼公演のこの曲終わった時にはふらりと横の友達によりかかりました。
(うわあガチ恋…って避けられました!悲しい!笑)

前半パートで観た「2」のときからの進化がとにかくすごい。
sting of loveってほとんど手振りが多くて、客席でフリコピできるレベルなんですよね、
それが今回全然マネなんてできなかった。全身でのダンスが多かったというのもありますが。
「2」の大阪夜公演、神谷さんは最後のMCで
「武器がないままではいられない」「追い越されるのも悔しいじゃないですか」
って言ってたのが印象に残っています。
それまでなかなかご本人から歌活動については前向きな言葉が聞けることはなくて、
たとえそれが後ろのメンバーから押されるような形だったとしても、
「悔しい」なんて言葉が出てくるとは思わなくて、当時会場で泣いたのをとても覚えています。

最近のkiramuneでの神谷さんのパフォーマンスは、
2010年ころまでステージをみながら感じていた「頑張って!」がなくなり、
本当に見ていてひたすら楽しませてもらえるようなものになっているなあと毎度感じます。
今回のイベントは、前半で「2」の映像を見ていたこともあって、
かっこよくなった神谷さんをいつも以上に感じられて、
「悔しい」の結果がこれなのかなあと、感動してしまいました。

そして、別の視点で驚いたのは、
国際フォーラムという会場で、トロッコやタケノコがあったこと。
別のアーティストさんが同じ会場を使っているのは何度か見たことがあったのですが、
ステージの上でだけのパフォーマンスが多い印象だったんです。
(ひとによっては客席降臨されてますが…)
2階席でも近くに感じられるようなタケノコ、1回席後方に優しいトロッコ。
キラフェスで毎度コンセプトにされる「どこにいても近い」に、
少しでも近づけようとする姿勢が見えてなんだか感動しました。
(一方ですげーお金かかってるなあチケ代高いだけあるなんて思ったりもしましたが…笑)

さらにトロッコ乗った後、
「後ろの席の近くにも行けてよかった、でも、2階席の人たちは見えなかったよね、ごめんね」
なんて見えなかった人へのフォローもしちゃう神谷さん…
やだ気配りできるのかっこいい…すき…

*

全体を通して満足度の高いとてもいいイベントでしたが、
イベントの内容以外にも触れたいのは、スタッフの手際のよさ。
年間イベント数は60未満とそんなに沢山行くタイプではないのですが、
過去に経験した中ではとても対応が良く、感動しました。

朝5時代から物販に並ぶ私たちの列整理が始まり、
物販レジは10くらいあったのかな?かなり多いレジを用意していただけて、
すべてのレジがクレジットカード対応。
レジのスタッフさんたちもとても手際がよく、回転もとても速かったです。
ここでお礼を言うのも変だとは思うのですが、
朝から本当にお疲れ様です、本当に快適でした。ありがとうございました。

***

いろいろ書きましたが、イベントに通して一番感じたのは、
「あ、私やっぱり神谷さんが好きだ」といういつもの感想でした。