「こうして神谷浩史さんのファンになった」 - 人気爆発はどこで起きたか
以前からずっと気になっていたことがあります。
「みんな何がきっかけでファンを始めるのだろう?」
私がオタ活動を通して出会い、仲良くなった人たちは、
2009年春頃に神谷さんのファンになった私よりも昔からファンをしていて、
いわゆる”新規”のひとにあまり出会ったことがありませんでした。
ずっとこれが気になっていたものの、今まであまり知る機会もなく…
ファンって増えてるの?私が最新規なのではないか?と感じ続け、
自分は新規なのだと思ったまま気づけば5年以上が経っていました。
しかし、先日記事にした神谷さんのアルバム初動は、
初回リリースから、出すたびに枚数を伸ばし続けています。
単純に複数買いしてる人数だけの問題ではない!
ファンは増えているはずだ!
そこで、今回、Twitterで、
みなさんにファンになったきっかけについて聞くことにしました
その前は私は詳しくないけど体感としては2008ダブルオー、2010デュラ、2013進撃は節目なのかなと思う。あとはラジオ層?DGSとSZBHかな。
— 藍川 (@_aikawa_) January 13, 2015
そういうわけで、みなさんの神谷さんファンになったきっかけリプライお待ちしております♥
— 藍川 (@_aikawa_) January 13, 2015
— 藍川 (@_aikawa_) January 13, 2015
結果をまとめたものが以下になります。
デビューからの主要アニメ、ラジオ、音楽活動についての年表(Wiki参考)
私に送っていただいたリプライやハッシュタグだけでは数が少なかったので、
Twitter検索を併用しました。
Twitter検索では、人気キャラクターはキャラの誕生日ごとに
「きっかけのキャラです」というツイートが増えていたので、
お誕生日が一周できるように、1年分を遡っています。
***
神谷浩史・小野大輔のDear Girl ~Stories~
見ていただければわかることですが、やはりDGSが多い。
ほとんどの人がDGSを通過してファンになっていました。
・アニメをみて神谷さんが気になり、DGSを聞くケース
・おもしろいから聞いてみて!と口コミから聞くケース
・小野さんが好きでDGSを聞いたら神谷さんが好きになるケース
大きく分けて、この3種類のきっかけがあるようです。
「おもしろいから!」と誰かに紹介できるようなラジオって、
どれだけあるでしょうか?
神谷さんの人気を語るにはラジオの存在は欠かせないですが、
DGSは全放送が、誰でもあとからすべて遡れるという点も、
ファンを増やす要因のようです。
デュラララ!!
アニメで一番多かったのはデュラララ!折原臨也。
今回はTwitter検索も利用したので、2期効果も当然あるとは思いますが、
Twitter検索の数を除いても圧倒的に多かったです。
臨也がきっかけだという人の多くは、
2話の女子高生相手に廃ビル屋上で語る長セリフがきよかったのだといいます。
マゼンダさん!はじめまして、奈倉です。「すーっと、居なくなりたい」奈倉です。はい、僕です。怖かったですか?大変でしたね。だって、彼らにマゼンダさんを拉致するように言ったのは僕ですから。それをわざわざ、助けるように言ったのも僕です。死のうと思ってたのに、拉致なんかされちゃって、「ここでびびってる自分は何なんだろうかと思って、ちょっと悔しい」とか思ったりして「でも抵抗したら、死のうとしていた自分を否定することになるから、ここは運命だと思って素直に受け入れようか」と思ったりもして、でもいざ助けられたら、ホッとしちゃったりしてる。そんな君の顔がみたかったから。一言でいうと、全て見透かされちゃって、絶句する君の顔が見たかったから。どうして?そうだね。それに対する答えは、君とってとても哲学的に聞こえると思うよ。それでも、あえて説明すると、人間が好きってことかな。人間ってものが面白くて興味深くて仕方ないんだよねぇ。ああ、あくまで、好きなのは人間であって君じゃないから。ここ重要。自分の立場、わかってきた?おいで。ここ、何人か人飛び降りてるんだよね。名所とまでとは言わないけどさ。ここからなら、確実に死ねるんだって。ほら、見てよ。あそこのシミ。君さ、自分だけ特別だと思ってない?そんなことないから、みんな一緒だから。清廉潔白なだけで生きていけるやつなんて、どこにも居ないんだからさ。君だって、秘密の一つや二つあるでしょ?自分は良くて、なんで親がだめなのか、考えたことある?結論を言わせてもらうとね、浮気しても、浮気知ってても、誰だって、つまんない冗談に笑って、甘すぎる煮物を食べて生きているんだと思うんだよねぇ。ごらん、どんな悩みがあろうが、今やみんなただのシミだよ、シミ。例外なく、誰でも、神の元に平等に。はなしてあげようか?ほーらね。ま、今日一日、君の気持ちが無様に揺れ動いたのが見られただけでよかったよ。俺が本当に興味あるのは、君のお悩みとかじゃないからさ。悩んでる君の生態だから。ついでに言うと、君の生態は予定通りで退屈だったよ。最初から、死ぬ気ないのはわかってたからね。それじゃあね、楽しかったよ。マゼンダさん。
な、長い(笑)
うわー!なにこれ、なにこの人!こわい!でも面白いなこのアニメ?!
そんな感想だったような記憶です。
臨也に関してはこの回以外にもインパクトの強い長台詞が多く、
惹かれるポイントになったようです。
機動戦士ガンダム00
臨也の次に多かったのは、ティエリアでした。
私の周辺の神谷さんファンの多くは、ティエリアがきっかけだそうです。
昨年ティエリアダイエットなんていう言葉が話題になりましたが、
ひとりの女の子の人生を大きく変えてしまうような(笑) 人気のキャラです。
さよなら絶望先生・SZBH
神谷さんのラジオといえばDGSだけではない。
SZBHという人気ラジオがありました。
アニメ絶望先生と合わせてラジオを聴き、
神谷さんが好きになったという人もそれなりにいました。
配信ラジオでありながら、
実況しながら聞きたいという人が多かったのでしょうか、
SZBH方式というニコニコ動画での楽しみ方もできました。
夏目友人帳
イベントの倍率は高めなので(キャパが小さいのもありますが)
人気の作品なのだなあとは感じていましたが、
夏目がきっかけで神谷さんを好きになったという方も多かったです。
アニメオタクでない一般層も見ている人が多かったりするようで、
デュラララや00とは違った層がきっかけにしている印象でした。
***
DGS、SZBH、00は2007年開始。
マクロスFや夏目友人帳は翌年2008年開始。
これを1回目の爆発として、
それ以前を古参とするのがわかりやすいかと思います。
次の波は、デュラララ、ワーキング、AB!、荒川などの2010年。
この年発売のファーストシングルFormyselfで一目惚れしたという人もみました。
そして、それ以降からのファン。
近年では2013年の進撃の巨人の流行で、ファンが増えているようです。
予想通り、
DGSとSZBH、デュラララと00からのファンは多かったです。
このあたりでファンになったというつぶやきが大半を占め、
それより前・それより後というのは少ない。
これは、単純にここでファンが一気に増えたと解釈もできるし、
古参はつぶやかないだけで実際の数は多いのでは?とも考えられます。
「いつからファンとかいうと年齢ばれるから絶対つぶやかない」
というツイートも実際にありました。
新規ファンに関しては、
まだ振り返るほどの段階にいないのかもしれないですね。
***
番外編
今回いろんな人がお話を聞かせてくださいましたが、
なんだかとてもかわいらしいエピソードがあったので。
わたしこれだけはすごく覚えてるのが、声優さんのCDを自分のお小遣いで買うのはハレノヒが初めてでめっちゃどきどきしながら買いに行ったことと、当時のえむってのランキングに出るかな!ってわくわくしてたらその週からアルバムランキングが一時期おやすみしたこと…(笑)
— かや (@kayakoro) January 13, 2015
「お小遣いで」「どきどきしながら」CDを買う…!
こんな言葉が出てくるなんて思ってなかった!
Mステランキング気にしてるのもかわいらしいなあと思ったので、
ご紹介させていただきました。
神谷さんのCD発売時期ってMステのランキングお休みだったり
放送自体がお休みだったりすることが多いんですよね。
最後に…
一応付け足しておくと、古参も新規もいいとか悪いとかなくて、両方あって支えられてるものだとは思ってるんだけど、タイミング的にどこが転機かを知りたいだけです(^o^) 好きにカーストはない(^o^)
— 藍川 (@_aikawa_) January 13, 2015