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ありきたりなおたく

神谷浩史さんファンブログ

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ファンとつながるドキュメンタリー - Hiroshi Kamiya Live 2016 “LIVE THEATER”

 

私のブログへのアクセスですが、実はかなり「神谷浩史 なぜ人気」という検索からのものがあります。とにかく理由が気になる人はラジオを聞いてこのライブを見てくれと言いたくなるような、神谷さんの魅力の詰まったライブになっていました。
 
でもやっぱりファンへの想いが一番詰まっていたから、ファンの人が見るのが一番楽しいのかな。
この2ヶ月不安だった人、もやもやしていた人、そんな気持ち吹っ飛ばして「好き」だけ残してくれるライブだったのではないでしょうか。そうだといいなと願っています。
 
 
そういうわけで、神谷さんの2nd Live「Hiroshi Kamiya Live 2016 “LIVE THEATER”」に2日間参加してきました~!2日とも友人のおかげでとってもいい席で見せていただき感謝しています。
さて、今回のレポというか、感想等々を書きますね。
 
 
 

コンセプトは劇場

今回のコンセプトはシアター、劇場。映画館に限らず、映画、舞台、演劇、いろんな劇場を想定しています。
 
こうしたコンセプトを受けて、物語のように作り込んだ構成でくることを想定し、予想セットリストを組んで行きました。
それが全く当たらなくって笑っちゃったんですよ。私の予想ではアルバムの5曲に合わせて5ブロック程度つくって似たジャンルの曲を集めてくるのかと思っていたんです。でも、実際はいろんなジャンルの曲が行ったり来たり。
 
私が思っていたよりもシネマコンプレックスのイメージのほうが強かったみたいです。シネコンって大きいところに行くと10以上のスクリーンがあって、本当にいろんなジャンルの映画が上映されていますよね。
こっちではSF、こっちではミステリー、こっちではメロドラマ、こっちではファンタジー。そんなセットリストに感じました。
 
去年ほど派手な演出もなかったですし、演出にびっくりすることは少なかったですけれど、コンセプトに合わせてたくさん工夫がされているように思いました。
去年は初めてのライブで、頑張ってできることをできるかぎりやり尽したという印象でしたが、今年は、地に足つけて魅せ方を考え抜いたステージに感じました。
 
伝えたいことが明確にあり、それが私たちに伝わるライブでした。
 
 
 

誰かを動かす魅力のある人

今回、ライブのOPには、声優LINEスタンプの神谷さんのキャラクターを3DのCGキャラクターにして動かした映像が使用されていました。白い猫耳付きのパーカーを着てるキャラクターですね。
これがですね、世界的に活躍されているクリエイターさんが、このキャラクターを気に入って作ってくださったものなのだそうです。
ディズニーでアナ雪やベイマックスを作っていた方で、正式にお仕事依頼すると恐ろしい金額がかかるところを、特別に、なんだそうで!
 
神谷さんってクリエイターを動かす魅力のあるかただなあと改めて感じました。
ここ数年でオーラが出てきたという話も関係していたりするのかなと思うのですが、この人にやらせたい、この人という役者/キャラクター/コンテンツを使って何か作りたいと思わせる魅力のある人になっていますよね。
 
 
 

皆さんなら正しく受けとってくれるから

MCで神谷さんは何度も「ここはホームだから甘えてしまう」とおっしゃっていたのが印象的です。過去のリリースイベントでも「ホームだから」という言葉を聞くことはあったのですが、やはり、私たちファンで構成された空間をホームだと感じてくださるのはうれしいですね。
こういう空間を作るのって音楽活動でもなければ機会もなかろうので、本当にkiramuneさまに感謝しています。
 
今回神谷さんは「甘えたことも言ってしまうかもしれないけれど、皆さんなら正しく受け取ってくれると思っているので」と、いろんなことをお話してくださったように思います。
 
声優アワード以来、神谷さんは頻繁に「正しい」という言葉を使われるので、この意味をずっと考え続けてきました。
夏前くらいから、もしかしたらこういうことかもしれないなあという理解ができるようになってきて、最近やっとわかるようになりました。
今回のライブのMCでは、「正しい」に対する確信を持てましたし、私はきっと正しく受け取れてることが多いんだという安心感も得られました。そして正しく受け取れていることへの喜びも。
 
ファンとしての応援ってどうしても一方通行な感覚があるなあと感じることもあったのですが、ちゃんと双方向にキャッチボールができているし、信頼してもらえている。“つながりあえ”ているなあと感じました。
 
 
 

世界を広げる

神谷さんが今回シアターで伝えてくださったことの中に、裏方のスタッフさんの努力にスポットを当てている部分があります。
以前からラジオでもスタッフさんのお名前をたくさんあげるかたですし、アニメ関連でも「アニメは総合芸術」「声優はスポットがあたりがちだけれど歯車の一つに過ぎない」というお話を頻繁に聞いてきました。これをわかりやすく表現してくださっています。
 
そして、スタッフさんを知ることで、「この役者さんこんな作品も出てるんだ」「この監督こんなのもやってるんだ」と世界が広がるのだというお話も。
「みなさんも僕を通して世界を広げているのだと思うし」という一言もありましたが、私も神谷さんを応援していることで世界が広がっています。そして、神谷さんがお話しくださるスタッフさんたちについて調べていることによっても、世界は広がっている。
 
以前、ルーヴル美術館特別展の音声ガイドに関する記事を書いた際も触れたのですが、神谷さんのお仕事を追うことで、美術に関心をもてたり、普段見る機会のないジャンルの映画を見たり、そんなことがあります。いつも思っていることをお話しくださったので、力強く頷きながらMCを聞いていました。
 
MC含め、今回のアルバム・ライブで伝えたいことの詰まったライブになっていたかと思います。
 
 
 

楽しい事だけ感じてくれたら

エンターテイメントに対する神谷さんの考えていることが構成にもMCにも詰まっていて、たくさんのものを受け取ったライブでした。
なかでも、「明日からの糧になったら」という言葉が、私は本当に嬉しかったのです。
 
私は趣味を毎日の糧にできたらいいなといつも思っていて、常日頃からツイートもしています。そして、kiramuneは特にその色が強いレーベルだと思っています。
(吉野さんも浪川さんも、「みんなもがんばれるよ!」ってメッセージをくれます。ほかの人たちも、きっと。)
 
エンタメなのだし、楽しいことだけ拾って自分の糧にしたほうがいいじゃないですか。
GLORIOUS TIMEの歌詞にこれが反映されていて、とっても好きです。
神谷さんってご自身でもいうように後ろ向きなかたですが、最終的にはいつもポジティブな提案をしてくださって、私も前向きになれる。そんなところが好きです。
 
 
 

こんなに暖かい空間が作れるなんて

今回、2日目公演にはダブルアンコールがありました。演出を見てすぐに用意されているとわかったので、正直最初は予定調和だと思ったんです。
でもね、びっくりするくらい、ファンの神谷さんを呼ぶ声が大きかった。みんな声が出る限り叫んで、お願いもう一度だけ出てきてって気持ちが溢れるダブルアンンコールでした。
 
近年の様々なステージではアンコール、ダブルアンコールを前提としたセットリストが組んであることも多くて、うーん予定調和すぎる…と思うこともちらほらあります。
本来アンコールってセットリストは全部終わってしまったけれど、客席側のあと少し見たい!という感情故に自然と起きることだと思うんですね。あって当たり前という形はなんだか違うように思えて。
 
今回のダブルアンコールは、最初から用意してあったにしても、本当に理想に近いものであったと思います。そして、お願いだからもう一度出てきてほしいと思わせるほどの、素晴らしいステージでした。
 
刺される可能性を覚悟で正直に書くのなら、神谷さんのファンってクールなイメージでした。
それは自分も含めてではあるのですが、神谷さんを好きな気持ちは強いけど、アットホームな雰囲気ではないよなあと思っていました(近いところに浪川さんのような人がいるから余計に感じるのかもしれませんね)。
でも、こんな空間作れるんだなって、全然アツいじゃんって。本当にびっくりしたし感動したし暖かい気持ちになりました。
神谷さんもクールに見えてなかにはめちゃくちゃアツいものを持ってるかたですね。ファンも似るのかもしれません。
 
いままであんまり表立って見えなかったアツさが出てきた、これはきっと、神谷さんがファンにも求めてくれたからだと思うんです。
いい劇場をつくるために、わたしたちにできること。「楽しむ気持ち、想像力と、ほんのすこしの優しさ」。
神谷さんと、スタッフさん、そして私たちファンのみんなで作ったシアターでした。
 
 
 

私たちの物語

ライブMCを通して、そして歌われている曲たちを通して、ファンと神谷さんがつながれているなあと感じるライブになっていたのですが、この感覚はダブルアンコールでピークになりました。
神谷さんの「ひとつだけわがまま言ってもいいですか」というお願いで、会場の全員で一緒に贅沢な時間を歌いました。
 
贅沢な時間が、kiramuneでの神谷さんのステージを表現した、ファンへの気持ちを表現してくださった、大切な曲なのもわかっていたんです。曲も何度も聞いていたし、歌詞もなんども見ていました。
でも、ちゃんと自分で歌ったのなんて初めてで。声に出すとなんだか意味を反芻してしまって、いつも以上に歌詞が実感できて。
最初のワンフレーズで涙が自然と溢れてきてしまいました。
 

すぐに会いたくなるのはどうしてだろう それは好きだから
そんな簡単な答えを認めるのに 遠回りした

 
正直神谷さんの音楽活動は、ポジティブなことばかりのはじまりではありませんでした。
ラジオでご本人がお話されていた活動開始の経緯もびっくりするようなものであったし、当時のファンの反応もネガティブでした。
最初はあまり良い印象でなかった音楽活動も、ハレシリーズ後期になると神谷さんご自身から前向きな発言が増え、GLORIOUS TIMEや贅沢な時間のような曲もできて。今はとっても前向きに受け取れるものへと変化しています。
 
そして、神谷さんとファンの距離も変わりました。昔は見えない壁を感じてしまうこともありましたし、神谷さんご自身も昔はラジオで僕はそんなにファンを大切にするタイプではないけれど…というような発言をされていた記憶もあります。
でも近年は、とても大切にしていただけているなと感じますし、一方通行ではなく双方向につながりあえているなと感じます。
 
みんなで歌った贅沢な時間は、そんな、遠回りもしたけれど、繋がりあうことができた、神谷さんと私たちファンの大きなストーリーのように感じられて、涙が止まりませんでした。
7年前の自分に現状を伝えても信じてもらえないんじゃないかと思うくらい、大きな変化だったと思います。
 
ファン続けていてよかったなあと、こんなに思ったことは過去にありません。
本当に、この人のファンでよかった。この人を応援していてよかった。神谷さんを好きでよかった。
 
 
 
***
 
 
 
今回のライブ・アルバムは、役者としての音楽活動の1つの答えだと思います。
劇場というテーマで様々なジャンルの物語を表現するアルバムと、エンターテインメントの解釈、そして受けとる側・ファンと一緒に作る劇場という空間。
 
本当にいいライブだったなあ。
 
 
 
 
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あとね、最後に。
「こんなにたくさんの人が僕のことを知ってるなんて不思議な感覚でよくわからない」って仰ってましたけど、知ってるだけじゃないんですよ。
 
みんなあなたのことが大好きなの!!!
 
 
 
 
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